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スポーツスタジアムのトイレのネガティブなイメージを払拭

スポーツスタジアム、特にサッカーのスタジアムのトイレは、試合中にトイレに行くタイミングが1度しかないことから、短時間で非常に混雑します。混雑のいらいらもあってか、便器の汚れやゴミの放置など、使用マナーにネガティブな印象をもつ人も少なくありません。

トイレ含むお掃除グッズを展開し、地域のトイレの良化活動に取り組んできた「サンコー」は、このようなスタジアムのトイレの課題にアプローチし、ヨドコウ桜スタジアムのトイレが”日本一快適な公共トイレ”となるような、ユニークな解決策を考えました。

企画からクリエイティブディレクション、実装までプラチナムが担当しました。

約16種類の”トイレ名言”が、あらゆる場所であなたに語りかける

サッカーファンであれば、どこか聞き覚えのあるフレーズ。

これらの「トイレの使用マナー啓発コピー」を見ながらトイレをすると、自然と背筋が伸びる気がしませんか。

サンコーは、サッカーファン500人以上のほか、ヨドコウ桜スタジアムの清掃員の方にもインタビューをして、スタジアムのトイレマナーのもやもやについて独自調査。

それをもとに、トイレの使用方法について問いかける約16種類のコピーを作成し、男女トイレの壁やドアの内側に設置しました。

一方的に「きれいに使ってください」と言うのではなく、トイレ名言によって利用者のみなさまのスポーツマンシップを刺激して、一人ひとりが自然とマナーよくトイレを使用できるようなコミュニケーションを心がけました。

ファンの方々を巻き込んで、日本一きれいなトイレへ

トイレアスリート展では、特設サイト及びSNSで、トイレ名言を一般募集しています。公開以降、ファンの方からのポジティブな反応のほか、続々と名言の投稿もいただいており、採用されたものは将来的にトイレ内に掲示をする予定です。

全国紙をはじめとするメディアのみなさまにも取り上げていただき、トイレをより良くするサンコーについて、幅広い方に知っていただくきっかけになっていると考えます。

ヨドコウ桜スタジアムにお立ち寄りの際は、ぜひメインスタンド二階のトイレを覗いてみてください。(※2024年5月末まで開催予定)



プラチナム 稲垣